リハビリテーション室ブログ

備えあれば憂いなし
カテゴリー:研修会・勉強会 2019年1月31日

昨年9月北海道において胆振東部地震が発生しました。被災地に於かれましては、現在も復興、復旧にご尽力されていることと思います。八雲においてもブラックアウトの影響で長く停電が起きたことは記憶に新しい次第です。

今回、私は札幌で開催された北海道リハビリテーション専門職協会主催の“災害時のリハビリテーション支援に関する研修会”に参加して参りました。
研修会では胆振東部地震発災当時、現地の避難所の支援や、札幌のロジスティック(後方支援)本部で支援にあたったリハビリテーション専門職の報告や、2016年に発生した熊本地震で支援にあたった理学療法士の報告がありました。
災害発生時には、第一に人命を守るべきことは言うまでもありません。しかし、同時に被災された方々は、被災した瞬間から生活が継続されていかなければなりません。私たちリハビリテーション専門職は日々、対象者の方々が安楽にdemand(対象者の方々の訴え、希望)に沿った生活が継続できるようにお手伝いをしています。その上で、災害発生時私たちの果たす役割は重要です。
平時から万が一のことを考え、リハビリテーション専門職としての役割を備えておくことの重要性を学んだ一日でした。

理学療法士 佐藤

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