こんにちは!理学療法士の武田です。
日が短くなり寒くなってきていますが、風邪などひいていないでしょうか?
去る10月17・18日に『第57回全国自治体病院学会』が福島県で開催されました。
今回は「地域医療の明日を拓く~自治体病院の機能分化と連携強化~」をテーマとして、総数1552演題もの発表がありました。
自治体「病院」学会なので、リハビリテーションだけではなく、看護や薬剤、臨床工学、経営・管理、地域医療・連携、福祉など多くの分野から発表がありました。
私と医療ソーシャルワーカーの田澤さん、あと理学療法士の三関さんが、当院が行っている地域との関わりについて発表してきました。
私は、障害を持った子供さんが八雲町で安心して暮らしていけるよう、保健師を中心に医療・行政・教育・療育の各分野が連携した切れ目のない支援体制を作る中で、リハビリテーション専門職として関わった内容を発表してきました。
今回の発表を通じてフロアからいくつか質問を頂き、他の地域にも似たような支援の輪があったり、他の地域にはない良さが八雲町の仕組みにもあるなど、全国各地の参加者と情報を共有できました。地域における理学療法士の役割や他機関との連携について知ることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
これからも他機関や他職種との連携を密に行い、八雲町の方々により良い医療やサービスを提供できるよう、精進していきたいと思います。
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リハビリブログにお邪魔します!医療ソーシャルワーカーの田澤です。
私は地域医療・連携・福祉分会に参加して、重症血友病の子供さんが定期補充療法の自己注射を確立するにあたり、院内(医師・看護師)・学校・町役場とどのように連携し、また本人・家族へどう関わったか・・を発表しました。
医療機関はまさに「他職種」の集まり・・。
その中で、私達ソーシャルワーカーはリハビリ室の皆さんとのやりとりで、患者さんと今後の生活を話し合っていくための大事な情報をいただいています。
院内での情報を集約し、それを、患者さん自身、病院外でその方をフォローしてくれる機関へつないでいくことで、患者さん自身が暮らしやすくなる手立てになっていくと思っています。
リハビリ室の皆様!患者さんのために、これからも「濃~い」連携をしていきましょうね!