こんにちは、小岩です。
関東では大雪騒ぎですね。北海道の人はあのニュースを見て、「あれくらいの雪でパニックですか?」と笑っている、もしくはビックリしている方も多いのではないでしょうか。
この事態から学ぶべきことは、「大雪も災害だ」ということだと考えます。
雪が降らない地方の自治体や公共交通機関が、何年かに一回の雪のために万全の対策を立てることは難しいでしょう。個人でも、そのために「滑らない靴」「除雪用具」「雪道用タイヤ」を備えることは難しいでしょう。
しかし、「ノーマルタイヤではスリップするし、止まれない」「滑り止めがないと転ぶ」「雪道と乾燥路の歩き方は違う」ということ知識を持ち、それを軽視しなければ、事故を未然に防ぐ行動は取れると思います。
北海道ではどうでしょうか?今年の函館の大雪でも同じように除雪が間に合わなく車が立ち往生し、JRが運休しました。
また2013年2月には暴風雪となった中標津町や湧別町で、車が立ち往生し、密閉状態の車内で一酸化炭素中毒死したり、車外に出て凍死し、8名が犠牲となりました。
この事例が教訓となり、今年の函館大雪では、ニュースキャスターが「CO中毒の可能性があります!!マフラー回りの雪を除いてください!」「無理に車外に出ないで下さい!!」と呼びかけていましたね。
このように想定以上の事態では関東同様の「非常事態」だと思いますが、過去の経験が活かされています。
地球はいま、何が起きてもおかしくないと思います。対岸の火事ではなく、各地の異常気象からなる災害に何かを学ぶ事は大切なことですね。
道東沖の地震活動の長期評価は、東日本大震災並みの「超巨大地震」という概念を新たに加え、マグニチュード(M)9クラスの地震が起こる可能性を指摘しています。
今一度、過去の出来事や経験を軽視せずに、平時の備えを見直したいものです。