皆様こんにちは。
5月12日、札幌市立病院講堂で開催された、北海道自治体病院協議会連携部会の研修会に参加しました。全道各地から70名を超える関係者の参加となりました。
札幌市立病院は、とても大きな病院です 現地は快晴、ドクターヘリが飛んでいました
診療報酬改定の動向 退院支援の事例発表
当院の吉田医療連携係長も積極的に質問に立ちました
研修では、①平成30年に予定されている診療報酬改定の議論動向、②地域包括病床及び退院支援について学習しました。
超高齢社会を迎えたわが国では、新聞等の報道にもあるとおり、社会保障費の伸長が著しく、国では、平成28年度から平成30年度の3か年における社会保障関係費の伸びを1.5兆円(単年度5,000億円)程度に抑制する考え方に基づき、税金の使い道を定めることとしています。
病院の経営だけに限って言えば、収入の伸びが抑制されることになりますので、経営的に益々楽観を許さない状況となっています。
地域の患者さまのニーズをとらえながら、どのように診療報酬の制度に向き合うかのバランス或いは選択が求められていると感じました。平成30年度の診療報酬改定は、一層厳しい動向となりそうです。
地域包括病床及び退院支援では、各自治体病院の現場担当者より、制度の運用状況の報告がありました。質疑も活発になされ、大変勉強になりました。
当院においても一層心がけるべき考え方や仕組みのヒントをただいて帰ってまいりました。
(竹)