皆様こんにちは。
当院整形外科では、
『町民医療講演会』を開催いたします。
サブタイトルは、~膝の痛みで悩んでおられる方へ~ です。
●日時 平成29年5月25日(木)14:00(1時間程度)
●場所 はぴあ八雲 コミセンホール
講演会講師は、当院整形外科部長 下出 和美 医師です。
専門は、整形外科下肢領域(主に膝関節)です。
下出医師は、当院に赴任する前、市立伊丹病院(兵庫県)で多数手術されるなど研鑽をつまれてきました。伊丹病院は、日本で10番目の人工関節手術件数を誇る病院です。
講演会の内容を少し先取りしてご紹介いたします。
年齢とともに増加する膝痛の症状や原因、治療法についての身近なお話となっております。
また、現在では身近な存在となってきた人工関節手術についてもお話しさせていただきます。
資料の中から興味深いデータをいくつか…
・ 年齢とともに増える関節の痛み、特に、65歳以上の女性では3人に1人が関節痛で悩んおられる
・ 高齢化社会の到来により、人工関節手術の件数は大きく増加
膝関節 2014年度で83,000件(10年前の約2倍)
股関節 2014年度で55,800件(同じく約2倍)
・ アメリカでは、人口1万人あたりの人工膝関節手術数では、日本の約4倍の方が手術されており、身近な手術となっている。 ...etc
何よりも、人工関節手術が私たちの生活に身近な存在になってきていることが興味深いですね。
講演に向け、下出医師からコメントを頂きました。
【コメント】
人工関節手術は、私たちの生活に身近な存在となりました。
手術が必要な状態において、手術それ自体に勇気がいることかもしれませんが、日常生活の利便を取り戻していくことは重要な選択です。
当院では、回復期リハビリテーション病棟を併設しており、手術後の長期リハビリテーションも可能となっています。もちろん、各種相談もお受けいたします。
講演会会場で、皆様とお会いできることを楽しみにしております。
周知ポスターはこちら (クリックでPDFファイルが立ち上がります)