熊石小学校 「命とからだをたいせつに」8月31日
熊石小学校が合併になる前の泊川・相沼小学校があった頃から、熊石方面には思春期保健相談士として、性教育で訪問をして来ました。子どもたちは恥ずかしさと興味もあり、いつも真剣に聞いてくれます。話す事ばかりだと飽きてしまうので、途中でDVDを視聴してもらっています。DVDの内容は、精子が卵子まで行き受精卵になり分裂して子宮内にたどり着く様子や、心臓ができ始めてから2ヶ月までの成長の様子を見てもらっていますが、子とも達は真剣に見入っています。 たった1つの卵子と、2~3億の精子のうち、精子もたった1つだけ。「3億分の一の大切な命」。自分だけではなく、周りの人も同じく大切な命だということを知って欲しいと思いながら話をしています。
貴田は、お腹の中での成長の様子や出産について話しました。45分という短い時間の中で、どこまで記憶に残す事ができているかと思うことがあります。学校では低学年から継続して発達段階に応じて話すことで、恥ずかしいことではなく、大切なことと捉えてもらえれば良いと考えています。授業数や先生、学校からの要望に沿いながら授業を行っています。
助産師 貴田 記子
看護師 川村 勝枝