令和６年１０月３１日～１１月１日に新潟市で開催された、全国自治体病院学会で当院看護部から中央３階病棟の「おむつの機能を活かした当て方を見直す～リフレクションを通して～」と手術室から「白内障手術を受ける患者へ好みの音楽をかけた取り組み～心理的効果の検討～」の２題を発表してきました。

中央３階病棟　高松知世

　学会に参加するのは初めてだったのですが、他の地域の病院の発表や様々な企業のブースを見学し良い経験をさせていただきました。印象的だったのは全体的に電子化が進んでおり、今後医療に携わる若い世代に合わせていると企業の方から説明を受けました。各病院の発表内容もAIを使ったものや電子カルテと連動したタブレット端末を使用したシステム導入など興味深い内容のものが多くありました。自分の発表では学会という場での発表の経験をしたこと、複数の質問を頂き新たな視点に気づくこともでき、勉強になりました。今回の学会の経験を活かし今後の業務に努めていきたいと思います。

手術室　菅原尚成

　学会では、自分の研究内容を知らない人に対して発表する為、ポスターや説明内容などを相手に理解しやすい内容で制作することが難しいと感じました。また、実際の学会会場には多くの参加者がおり、その中には手術室の研究を行っている方も沢山いました。その中で発表するというプレッシャーや不安が大きかったです。しかし院内で予行練習を行わせて頂き、発表や質疑応答などについて他スタッフから助言を頂いていたことで、実際の発表時に相手が理解しやすいような内容で伝えることができたと思います。

今回の学会発表では自分の発表した研究内容に関して第三者から意見やフィードバックをもらうことができました。他の人から得た新しい視点や意見をもとに今後の業務や研究に活かしていきたいと思います。

発表の合間には新潟観光も

今世司さんでは、酒蔵を見学させていただきました。

医療安全の神様でもある白山神社で学会発表の成功と当院の安全を祈願してきました。

　今後も看護部として、業務の改善及び患者様により良い看護を提供できるよう、看護研究に取り組んでいきたいと思います。

文責　中央３階病棟師長　安井真悟