早いもので、今年も半分が過ぎてしまいました (;^_^A
例年よりも晴れた日が多かった気がする6月でしたが、皆さん体調はいかがですか・・・
看護部では、2年計画でユニフォームのリニューアルを行っています。徐々に新しいユニフォーム姿の職員がみられるようになっている今日この頃でありますが、皆さんは看護師の制服の始まりを知っていますか?昔はどんな制服を着ていたのでしょうか・・・ちょっと調べてみました
中世(日本では鎌倉時代、室町時代)病人の看護に乗り出したのは、宗教界だったことから、尼僧(にそう)の長い服の影響が看護師の制服には残ったと言われているようです。
ナイチンゲールの影響を受け、1885年に看護婦養成所の教育が始まります。当時の制服は筒袖の上着と袴のような長いスカートに・・・草履(驚)
看護救護員として初めて戦場に送り出された1937年には、ワンピーススタイルとなっていたようです。
戦後制定された「保健衛生法、環境衛生法」により、清潔な白衣の着用が義務付けられ、綿100%の白衣が全国的に普及しました。
1970年代 パンツススタイルの取入れ
1980年代 デザイナーズブランドの導入
1990年代 前半からスクラブが着用されはじめ 後半では、動きやすさ、感染予防の観点からパンツスタイルの採用が増え、キャップが廃止となっていきます。また、パンツスタイルの普及には、男性看護師が増えた背景があるそうです。デザイン性でだけでなく、着心地の良さも改良され進化しているようです。
個人的には、ナースキャップが大好きだったので、当院でも廃止が決まった時は、とても寂しかったのを覚えています。(懐)
令和5年度から、ユニフォームは完全リニューアルとなります。看護師は清潔感を大切にした「白」を基調に、ポイントカラーを3パターンとしました。動きやすさも重視しながら、爽やかで柔らかなイメージを意識しています。看護補助者、視能訓練士もそれぞれにリニューアルしています。ユニフォームが揃うことで、一体感の強まりがチームワークの向上へ繋がり、より良い看護の提供ができることを目指します(o^―^o)