看護補助者研修
みなさんこんにちは、教育委員会 看護補助者研修WGの久保田です。
6月24日、6月30日に看護補助者38名を対象に研修を行いました。
今回は「相手を尊重する姿勢を持ち態度で示すことができる」「看護補助者としての役割と心構えについて学ぶ」ということを目的に『倫理についてのお話』というテーマで講義を行いました。
どうしてもわかりにくい、うまく説明できない…という印象のある倫理ですが、
今回は、少しでもイメージしやすいように6つの倫理原則項目を実際に病院内で起こりえるシュチュエーションに例えて説明を行いました。
講義後には「あなたの考えるよりよい関わりとはなんですか?」というテーマで2グループに分かれて意見交換をおこないました。
所属する部署の違いや、病棟でも専門科によって患者層に違いはありますが、
「患者さんの言葉に耳を傾け寄り添う」「患者さんの立場になって考え満足してもらえるように関わる」などの様々な意見を伝えあうことができていたと思います!
今後もよりよい看護ケアを提供できるよう学習会の企画・運営をおこなっていきます。
研修担当の西山です。10月21,28日、39名を対象に今年度2回目となる看護補助者研修を行いました。今回はチームで協働し患者さんの安全を守ることができるをテーマに異常発見時の対応や胸骨圧迫、AEDの保管場所について講義のあとグループに分かれて実践しました。熱心に質問したり、中には看護師顔負けの正しい胸骨圧迫を行っている方もおり、感心しながら研修に関わらせていただきました。聞くところによれば実際にそういう場面に出くわしたことで病棟単位で補助者を含めた定期的な研修がおこなわれているとか。まさにチームでの協働ですよね。
2年連続一環してこのチームでの協働をテーマに研修を行ってきました。この研修を通して補助者の皆さんがチームの中で自分が負うべき役割を理解して意識が高まること、それが病院全体の取り組みにつながっていけばいいなと思っています。補助者の皆さんに興味をもってもらえるような研修会を企画したいと思いますのでまた来年までお待ちください。