第59回全国自治体病院学会で発表しました!
皆さんこんにちは、助産師の三関 亜寿香です。去る2021年11月4~5日、第59回全国自治体病院学会が開催され、「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を利用した母親教室の有用性―コロナ禍での母親教室のあり方―」という演題で発表しました。
発表内容は、コロナ禍で母親教室を行うための取り組みとして、SNSを利用した母親教室の実際とその有用性です。当院では2020年2月に新型コロナウイルス感染症予防のため、集団での母親教室が中止となりました。感染予防を行いながら母親教室ができないかと考え、誕生したのがYouTubeとZoomを組み合わせた「プレママ教室」でした。2020年6月にプレママ教室を開始し、2021年11月で第13回を迎えました。プレママ教室を通して、限られた時間の中で伝えたい情報を厳選し、わかりやすい言葉の選択や話の展開方法、スライドの見やすさを工夫して伝えることの重要性に改めて気づくことができました。
本学会では、他地域の助産師の取り組みや活動はもちろん、小児看護・認知症ケア・看護教育等まで幅広く学ぶことができました。今回の貴重な経験を活かし、今後も妊産褥婦さんの要望を調べ、さらにプレママ教室が役立てていただけるものにしていきます。
発表にあたり妊産褥婦さんをはじめ、たくさんの方にご協力いただけたことに感謝いたします。