梅干の酸っぱさはクエン酸であり、疲労回復に効果があると言われています。
クエン酸は体内でエネルギー源を燃やすだけでなく、疲労の原因となる乳酸を体外に排出してくれます。
肩こりに悩む人や筋肉づくりをしている人にもオススメです。
さらにクエン酸には殺菌力があり、腐敗防止や食中毒の予防に役立ちます。
おにぎりやお弁当に梅干を入れるのは、クエン酸の微生物の繁殖を抑える効果を狙ったものです。
昔ながらの塩分濃度の高い梅干は、1個(可食部)14gに約3gの塩分が含まれています。
日本高血圧学会では、1日の食塩摂取量6g未満が推奨されています。
梅干は1日1/3個、または減塩のものを利用するとよいでしょう。