春菊の独特の香り成分は自律神経に作用し、食欲増進やせきを鎮めるなどの働きがあると言われています。
ストレスで食欲がないときは、香り成分が身体の循環を良くし、肝臓の働きを高めて症状を改善します。
骨粗鬆症や貧血の予防に効果的なカルシウムや鉄を多く含んでおり、特にカルシウムは牛乳と同じくらい豊富に含まれています。
また、春菊には多くのβカロテンが含まれています。
βカロテンは、体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を丈夫にし、抵抗力を高める働きがあり、風邪や肌荒れの予防を助けます。
柔らかい葉先だけをつみとり、水で洗って水気をよく切ってから、生のままドレッシングや酢味噌で食べると美味しく食べることができます。
加熱調理するよりも栄養価を損なうことなく摂取することができます。