日本各地の貝塚(縄文時代のゴミ捨て場)から貝殻が出土していることから、あさりは大昔から食用とされてきました。春の産卵を控えたあさりは身が肥えて美味しいのでおすすめです。
あさりには、特有の旨み成分のコハク酸、身体の機能を調整する働きのあるビタミンB2・B12、鉄、肝臓の働きを助けるタウリンが豊富に含まれています。
特に悪性貧血の予防に有効なビタミンB12の含有量が貝類の中で最も多く、5~6個で1日の所要量の1/3を満たせます。このビタミンは水溶性なので、溶けでた汁も食べられるように調理すると良いでしょう。