9月23日に札幌市で開催された第22回PEG・在宅医療学会学術集会へ参加してきました。PEG(経皮内視鏡的胃瘻造設術)とは内視鏡を使用しおなかに「胃瘻」と呼ばれるものを作る手術のことをいいます。そしてこの胃瘻より胃へ直接栄養を入れることで口から十分に食事を摂取できない方などに対してもからだが必要とするエネルギーを確保することが出来るのです。
今回のテーマは「原点に還って」ということで、改めてPEGのメリット・デメリット及び栄養管理の方法などについて様々な視点での意見交換が活発に行われていました。
胃瘻について、現在さまざまな意見が世の中で取り上げられています。医療を提供する側も受ける側も正しく胃瘻について知り、PEGの適応になった時には世の中の意見に左右されることなく、正しい知識を持ってご自身の健康と向き合うことができれば幸いと思います。
最後になりますが、今回の学術集会を通して学んだ内容を日々の業務に活かしていけるよう努めていきたいと思います。
西澤