かぶは、春の七草の「なずな」と呼ばれており、日本書紀にも記録されているほど歴史
のある野菜です。旬は年2回春と秋があり、「春もの」と呼ばれるかぶの旬は3~5月
で、肉質がやわらかいのが特徴です。
葉には、カリウム、カルシウム、ビタミンÇ、β-カロテンが含まれています。
β-カロテン・・・体内でビタミンAに変わると皮膚の粘膜を健やかに保つ働きがあります
。抗酸化作用が高く、免疫力を上げる効果が期待できます。
根には、カリウム、ビタミンC、アミラーゼが含まれています。
アミラーゼ・・・でんぷんやグリコーゲンを分解する消化酵素で、胃もたれや胸焼け治療
や胃腸薬にも使われています。
*βーカロテンは、油と一緒に摂ると吸収が良くなります。酵素は熱に弱い為、生で食べる
ことをがおすすめです。加熱する場合は、加熱時間を短くするか、煮汁ごと摂れる調理方法に
すると無駄なく栄養が摂れます。