今月の豆知識はふきのとう(蕗のとう)についてです。
ふきは日本原産のキク科の植物です。日本全国の山野で自生している山菜で、一部が切れた円い形の大きな葉をつけます。雪解けと共につぼみが出始めるので、北海道で旬を迎えるのは3月下旬からとなります。
ふきのとうに多く含まれるカルシウムやマグネシウムは骨粗しょう症の予防や改善、同じく多く含まれる食物繊維には便通を良くするとともに腸内の有害な物質を体外に排出する効果が期待できます。
ふきのとうはピロリジジンアルカロイド類という天然毒を含みます。この成分は水に溶けるため、調理する前に茹でこぼし、水にさらすことで美味しく安全に食べることができます。