今月の豆知識は菜の花についてです。菜の花は昔から世界中で栽培されており、日本においては弥生時代以降から利用されていたと見られています。種子から油を採ることもでき、また小さく黄色い花は観賞用としても愛され、野菜としてだけでなく私達の生活に密接に関わってきた作物です。
菜の花に多く含まれるビタミンAやビタミンEは免疫力を高めたり細胞の老化を遅らせる効果が期待できます。また鉄分と葉酸も豊富に含まれているため、貧血の改善が期待できます。
葉酸は水溶性なので、茹で過ぎたり水にさらし過ぎると流れでてしまいます。ビタミンAとビタミンEは脂溶性なので、油脂と一緒に食べると吸収がよくなります。さっと茹でておひたしや和え物、油で炒めたり天ぷらにすると美味しく栄養もとれて一石二鳥です。