妊婦健診時の血液検査等について
当科で妊婦健診中に行う血液検査等は下記のとおりです。
妊娠8~12週前後
※母子手帳を取得後すぐに行います。
1.子宮頚部細胞診検査(子宮頚部がん検診)
2.クラミジア抗原検査(クラミジア頸管炎の検査)
3.血液検査
- 血液型
- 不規則性抗体(陽性の場合、赤ちゃんに重い浮腫を起こす事があります)
- 血液一般検査(白血球、赤血球、血小板の数など)
- 感染症(いずれも母親が感染している、あるいは新たに感染した場合、赤ちゃんにも感染する可能性があるものについて調べます。)
- 風疹抗体(風疹ウイルスの検査)
- HBs抗原(B型肝炎ウイルスの検査)
- HCV抗体(C型肝炎ウイルスの検査)
- HIV抗体(エイズウイルスの検査)
- 梅毒反応(梅毒感染の検査)
- トキソプラズマ抗体(トキソプラズマ症の検査)
- HTLV-1抗体(ヒトT細胞性白血病ウイルスの検査)
- 血糖値(糖尿病の検査)
- 甲状腺ホルモン検査(甲状腺疾患の有無、つわりの重症度の指標になることもあります)
妊娠24週前後
1.血液検査
- 血液一般検査(白血球、赤血球、血小板の数など)
- 血糖値(糖尿病の検査)
妊娠36週前後
- 妊娠36週前後
分泌物培養検査
血液一般検査(白血球、赤血球、血小板の数など)
ご注意
- これらの検査は、妊婦さん全員に行います。(但し、里帰り出産の方は除きます)
- 妊娠経過に問題がある場合は、これらに加えて適宜検査を追加していきます。
検査内容等、ご不明な点があれば下記までお問い合わせ願います。
問い合わせ先
八雲総合病院 産婦人科外来 TEL:0137-63-2185