薬局長あいさつ

薬局長あいさつ

【町民のみなさまへ】

 私たちは病院内で勤務する薬剤師です。

 私たちの業務は入院されている患者さんの飲み薬や注射薬などの調剤や説明、院内にある医薬品管理をしております。ほかにも、患者さんに応じた薬物療法(薬による病気の治療方法)の提案を医師に行うことがあります。医師や看護師など、病院内で働く様々な職種のスタッフ、町内外の病院や薬局薬剤師との連携を図りながら、お薬が適切に、かつ安全に使われるよう、日々業務をしております。地域を代表する病院の薬剤師として業務にあたりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

【当院への就職をお考えの薬剤師・薬学生の皆さんへ】

 八雲総合病院は北渡島檜山二次医療圏の中心であり、八雲町だけではなく、今金町、せたな町、長万部町からも患者さんを受け入れています。この地域は都市部と比較して高齢化(地域平均39.7%/全国28.6%:2020年国勢調査)が進んでいます。地域の高齢化に伴う薬物療法の問題は多様化しており、私たち病院薬剤師は薬物療法の観点からチーム医療を担う一員として、その評価やフォローアップを実施しております。また、感染制御や糖尿病薬物療法、災害医療などの専門(認定)薬剤師の資格を有する薬剤師が在籍しており、専門性を活かしながら、医師と協働で薬物療法への介入を行っております。

 当面の目標としては病棟専任薬剤師の配置ではありますが、昨今、病院薬剤師として求められている業務(周術期管理など)や地域の調剤薬局とのより進化(深化)した連携構築は急務と考えております。これらの課題にチーム八雲総合病院薬局としてスタッフ一丸となり、取り組んでいきたいと考えております。

 当院は病床数300床以上を有する病院ですが、部署配置制ではないため、新卒薬剤師でも病院薬剤師としての業務全般を経験することが可能です。また、認定取得を目標とされている方に対しては、学会参加などの自己研鑽の機会提供も積極的に行っております。

 現在,地域医療を担う薬剤師不足との課題にも直面しております。地域に求められる病院薬剤師としてスキルアップを図りながら、私たちと一緒に“本当の”地域医療を実践したい方をお待ちしております。

   薬局長  菅原 貞吉

 

 当院薬局の見学を希望される方や質問のある方がいらっしゃいましたら,こちらのQRコードを読み取ってGoogleフォームよりご連絡ください.

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