ちょっと知ってね!総合病院

八雲町広報の令和4年6月号に掲載された記事を掲載しております。

タンパク質、不足していませんか?

 私たちの体のほとんどは、三大栄養素の一つであるタンパク質でできています。

その働きは、
①皮膚、筋肉、骨、歯、髪、爪など体の組織を作る。
②体内で休みなく行われている代謝に欠かせない酵素の材料となる。
③神経伝達物質、抗体、ホルモンの材料となる。
④酸素や栄養素の貯蔵、運搬。
⑤痩せるときに燃焼される。

 このようにタンパク質は様々な働きに関わっています。
 近年では毎日の忙しさで食事が疎かになり、体に必要なタンパク質量が摂取できていない方が多くみられます。
 食事は薬のように即効性はありませんが、意識的にタンパク質食品を取り入れていくと、睡眠の質が上がったり、やる気が湧いてきたりと、個人差はありますが徐々に変化していきます。
 タンパク質を多く含んでいる食品としては、①肉②魚③卵④大豆製品⑤乳製品です。
 毎日の食事で意識的に摂取するよう心がけましょう。

※持病や疾患などでタンパク質制限が必要な方は、その指示に従ってください。

    
 
管理栄養士



ナカシマ ミワ

中島 美和
 
 

 

 

なお、過去の記事については、八雲町ホームページ内の広報バックナンバーのページからご覧になれます。

 

広報バックナンバーのページ

 http://www.town.yakumo.lg.jp/site/kouhou/list5.html

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