人工関節センター

ご挨拶



 関節は、私たちが日常生活を行う上で、極めて重要な役割を果たしていることは言うまでもありません。加齢とともに増加する関節の痛みは、時として、日常生活を送るうえで大きな障壁となることがあります。 

 関節に係る疾患が様々ある中で、関節痛を重症化させないための予防もさることながら、違和感や痛みなどが顕在化した時に適切な治療を行うなど、関節をいたわることが大切となります。

 疾患の初期段階においては、薬物など対処療法的治療を中心として行いますが、極めて重度の関節症、例えば変形性膝関節症が重症化した場合などには、人工関節手術が有効な選択肢として考えられます。医療技術の進歩とともに、人工関節手術もますます身近なものとなってきました。

 当院整形外科では、私を含め3名の常勤医師及び北海道大学を中心とした関係機関との連携、リハビリをはじめとした回復プログラムの提供など、地域の皆様にとって最良の医療を提供できる体制を整えているものと自負しております。また、私は、当院へ着任する前、人工関節手術において全国屈指の病院である市立伊丹病院(兵庫県伊丹市)において、多くの人工関節手術に携わり、研さんを積んでまいりました。

 膝など関節の痛みにお悩みの方は、当院整形外科へお気軽にご相談下さい。





人工関節センター長 下出 和美