DMATのご紹介

災害拠点病院としての取り組み

DMAT指定病院として

当院は平成9年より「災害拠点病院」として指定を受け、災害時の医療救護活動においても中心的な役割を担う病院として期待されています。

厚生労働省は、平成7年の阪神・淡路大震災、平成23年の東日本大震災の教訓から、災害時における医療体制の充実強化のため、平成24年4月より「災害拠点病院」にはDMATを設置保有することを求めています。これを受け、当院でも平成25年12月、災害急性期に被災地等において活動できるよう厳しい研修を受けた医師1名、看護師2名、調整員2名で構成されるDMATを1チーム編成し、DMAT指定病院として登録指定を受けました。

DMT協定平成26年5月には、「胆振・北渡島檜山地域災害拠点病院 災害等相互支援に関する協定」に新たに調印参加し、苫小牧市立病院、室蘭日鋼記念病院、市立室蘭総合病院、王子総合病院、伊達赤十字病院の6病院で、災害時の傷病者の相互受け入れ、人員、物資の相互支援が行いやすくなるなどの協定を結んでいます。

今後は、いつ起こるかわからない大規模災害に備えるとともに、関係機関との連携を計りながら、当地域内外の災害医療に貢献できるように整備をすすめ、努力してまいります。

 

災害派遣医療チーム(DMAT:Disaster Medical Assistance Team)とは

災害の発生直後の急性期(概ね48 時間以内)に活動が開始できる機動性を持った、専門的な研修・訓練を受けた災害派遣医療チームです。

本部活動、広域医療搬送、病院支援、地域医療搬送、現場活動などを主な活動とし、各現場で、連絡、調整、情報収集等のサポートや、活動に関わる通信、移動手段、医薬品、生活手段などを確保するロジスティクスも行い、必要状況や場所に応じて活動します。

構成メンバー紹介

DMATメンバーDMATロゴ
  氏名 所属部署・職種
医師 阿部島 滋樹 医局・外科医師
看護師 西本 則子 看護部・看護師
須藤 真弓 看護部・看護師
業務調整員 澁谷 修 庶務課・施設管理係
﨑本 裕治 薬局・薬剤師
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DMAT(災害拠点病院関係)