新年が始まりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
2024年元旦に能登半島地震が発生してから1年が経過しました。半島という地理的要因もあり、路面の破壊や土砂崩れなどによる道路の寸断で、救護活動に大きな障害をもたらしたことは記憶に新しいと思います。地震に続く豪雨による二重被災に見舞われ、1年が経過した今も復旧・復興がまだまだ十分に進んでいないというのが現状です。
災害はいつ起こるか予測できません。「まずは自分の災害に対する心構えや備えが大切」ということで、昨年末に開催された町主催の災害対応ワークショップにリハビリの災害対策チームで参加してきました。
町民が50名ほど集まり、道南地域や八雲町の過去の災害特徴や避難所における課題などについての基調講演を聴講しました。その後、避難時に役立つグッズ・トイレ・避難食の紹介や段ボールベッドの組み立て、地震の状況を視覚的に体験できるもの等、各ブースにて説明を受けてきました。
このようなワークショップに参加し、自身の災害意識が高まったり、家族や地域・職場での対策啓発など、リーダーとなって八雲町を支えていくことができる人が増えていくことが災害時の自助・共助・公助につながると感じます。これから地域の中で何ができるのか考える機会となり、大変有意義な体験となりました。