リハビリテーション室ブログ

「通いの場」!!
カテゴリー:リハ室の日常 2024年4月5日

 みなさん、「通いの場」ってご存じですか?

 通いの場とは、「地域の住民同士が気軽に集い、一緒に活動内容を企画し、ふれあいを通して『生きがいづくり』『仲間づくり』の輪を広げる場所です」、と厚生労働省は説明しています。また、地域の介護予防の拠点となる場所としても推奨されています。

 

 八雲町には10箇所を超える「通いの場」があります。

 私たち八雲町のリハビリ専門職は、病院や施設という職場の垣根を越えた小さな組織を作り、地域の皆さまに必要なリハビリが行き届くようにするための活動を行っております。
 具体的には、八雲町の行政、医療、福祉などの関係職種の方々と連携を図る体制を整えています。先日、行政の方に紹介していただいた「通いの場」に、私たちも参加させていただきました!

 この日は10名程度の住民の方が参加されていました。最初に30分ほどビデオを見ながらみんなで体操を行いました。その時は、八雲高校の生徒さんたちが作成された体操や、「道民リハ体操」を行いました。
みんなで行う体操はとても楽しく、「ああ~暑くなってきたー」とか、「あ~、キツイなぁ」とか、みんなで笑いながら行いました。

 体操の後は、お茶を飲みながらおしゃべり、そう、お茶会です!
 その時は理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が参加させていただきましたので、腰や膝の痛み、手のこわばり、食事中のむせなど、地域のみなさんの困りごとを伺い、それぞれの職種の療法士がお答えしました。少しはお役に立つことができたのではないかと思います。

 

 超高齢社会の今、運動による体力づくりはもちろんですが、それだけではなく、人と人との交流や地域内で助け合う体制づくりなど、このような「通いの場」の必要性が叫ばれています。
 今回参加させていただいた「通いの場」はとても雰囲気がよく、みなさんが楽しんでそこにいらしていたのがとても印象的でした。もっともっとこのような「通いの場」への参加者が増えると良いなあと、参加した療法士たちで話しました。私たち療法士は地域で何ができるのか、みんなの力を合わせて行動しようと思っております。
 何かアイデアがありましたら、ぜひお声掛けください!みんなで今よりも元気な八雲町になれたら、もっともっと楽しいですよね!

 理学療法士S、言語聴覚士H

 

 

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