臨床検査室ってどんなところ？

●臨床検査室はこんなところです！

「臨床検査」とは、病気の診断・治療・検診のために行われる検査のことで、私たち臨床検査技師はその検査情報を臨床医に提供する診療補助をしています。

臨床検査は血液や尿などを用いる検体検査と患者さまに直接触れて行う生体検査があります。当検査室は三つの係で構成され、第一、第二係が検体検査、第三係は生体検査担当です。

第一係は主に生化学、免疫血清検査、血糖自己測定の指導、外注検査などを担当しており、第二係は血液、尿一般、細菌、輸血、病理細胞診検査などを担当しています。第三係は心電図、脳波、肺機能、心臓・腹部超音波、動脈硬化関連検査などを担当しており、技師１４名のスタッフで日常の検査業務を行っております。

また、専門性を活かし各種委員会やチーム医療に積極的に参画し、患者さま中心の効率的で良質な医療を提供できるようスタッフの一員として努力しています。

勤務体制は、外来患者さまの待ち時間の短縮や入院患者さまの結果報告を迅速に行うため変則勤務体制の導入を図り、救急の患者さまに対しては２４時間３６５日の待機制を組み緊急検査に対応をしているところです。

医療はあくまでも患者さまが中心です。今後も患者さまの診療に貢献できるよう精度の高い検査情報の提供を目指し、そして住民の皆さまの健康に少しでもお役に立てるよう業務を遂行してまいりたいと思っております。

 

●臨床検査室はしっかりとした「理念・方針・目標」をもっています！

私たち八雲総合病院臨床検査室は「信頼され必要とされる検査室」を目指しています。「八雲総合病院臨床検査室理念・方針・目標」を常に意識し行動できるように検査室内に掲示しています。

●「精度保障施設」として認定されています！

【精度保証施設認証】は、日本臨床衛生検査技師会が臨床検査データの信頼性を維持管理するために「標準化され、かつ精度が十分保証されていると評価できる施設」に対し精度保証施設として認証する制度です。患者さま、町民の皆さまに信頼あるデータおよび良質な医療を提供するために、当検査室も申請し認証されました。