放射線室では放射線技師8名で業務を行っております。
年度ごとに目標を定め、より効率よく正確・安全に、また被ばくを抑えるように努めております。
検査でわからないこと、 不安なことがありましたら、 お気軽に技師にお尋ねください。
中央棟開設にあたりPACS(医療用画像管理システム)が導入され、今まで撮影した画像をフィルムでお渡ししていたものが画像データとしてそれぞれの外来や病棟へ送信し、閲覧できるようになりました。これにより、フィルムを待つ時間が短縮でき、より患者様の待ち時間を短縮できることになります。
また、MRI・X線透視装置・レントゲン装置でも新しい機械が導入されました。
詳しくは下記をご覧ください。
磁力により人体の内部を細かく見る事のできる機械です。微細な脳梗塞、椎間板ヘルニア、靭帯損傷などを見るのに優れています。
以前の装置では台の高さはここまで下がりませんでしたが、今回導入されました装置ではこのように下がります。詳しい性能につきましてはおって記載します。
こちらの装置では主に、バリウム検査、脱臼などによる整復、透視ガイド下によるカテーテル挿入などで使用されます。以前の機械に比べて、全体的な性能が向上したのはもちろん、
などの特長があります。
中央棟開設に伴い、撮影室が3部屋になりました。撮影室が増えたことにより患者さまの待ち時間が短くなります。また増設された部屋にはFPD(フラットパネルディテクター)が設置されました。このFPDにより画像の読み取りに数十秒かかっていたのが数秒で読み取ることができるため、撮影時間も短くなります。
当院では64列マルチスライスCT(東芝)が設置されています。この装置ではスライス厚0.5mmの画像が得られ、それをもとに心血管や脳動脈などの以前はカテーテル検査をしなければわからなかったものがCTの検査で見えるようになりました。
また、薄いスライスの画像を積み重ねたデータ(ボリュームデータ)で3D画像やMPRを作成できます。これにより以前の水平方向のみのスライス画像では見づらかった骨折や病変が大変見やすくなりました。
病棟や急患室・手術室でのレントゲン撮影を行う装置です。当院では2台配備されています。
腰椎や大腿骨頭の骨量を測定することで、骨粗しょう症の診断や骨折の危険性の評価を行う装置です。この装置も中央棟開設に新しくなりました。
全体的な性能の向上はもちろん、大腿骨の測定を行うことでより正確な情報が得られるようになりました。
マンモグラフィとは、乳房専用のX線撮影装置で、乳房の多くの、大きな病変はもちろん微細な病変も見つけることができます。
撮影では片方の乳房を圧迫することにより薄く引き伸ばし、極力乳房にある組織(皮膚・脂肪・乳腺など)を分離させて撮影するため、痛みが生じることがあります。
痛みには個人差があるので、過分な圧迫がないよう、気を付けて撮影しております。
心臓に栄養を送る血管を見る冠動脈造影や、脳血管の状態を見る脳アンギオに使われます。