インフルエンザ対策と湿度
カテゴリー:お役立ち~インフルエンザ~ 2012年1月31日
インフルエンザに罹らないようにするためには適当な部屋の温度と湿度が必要ということは皆さんご存知と思いますが、ではなぜ湿度が必要で、どのくらいが適当なのかを、今回は取り上げてみました。

インフルエンザの活性と湿度の関係
本来、ウイルスには生きているとか死んでいるなどの表現を使いませんが、ここでは便宜的に『生き、死に』で表現します。

~このような実験があります~
温度20℃、湿度20%の箱の中にインフルエンザウイルスを吹き込んでおくと6時間後には70%近くのウイルスが生き延びていますが、湿度を50%以上に上げると3%程度の生存率だったとのことです。

このように、インフルエンザの感染力は乾燥状態のほうが維持されやすいことがわかります。
また、ヒトの気道も乾燥に弱く、乾燥した条件ではヒトはインフルエンザに罹りやすくなります。

さて、ではどの程度の湿度が必要か?

40%以上はほしいところです。大きな施設では「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」で40%以上70%以下に湿度を保つよう義務付けられています。家庭でもこれに準ずるのが妥当と考えます。

どのように加湿するか!

洗濯物を干すのは効果的ではありますが、少量では効果は期待できません。部屋面積にもよりますが、タオル1枚をかけただけでは相対湿度は、たかだか数%しか上昇しません。洗濯物で湿度を維持するとすればそれなりの枚数を干してください。
効果的なのはやはり加湿器でしょうか。ただし、加湿器使用にも十分注意が必要です。特に超音波型では水槽内が汚染されやすく細菌やカビを撒き散らす原因となります。
ストーブの上でヤカンがちんちんいっている、これがやはり理想でしょうか?

以上、湿度に関する雑駁なお話をしましたが、多少なりとも参考にしていただければ幸いです。
 
YIC­NET 吉田




んっんっん~

さすれば!
重要なことは、湿度は少なくとも40%以上にすることですね!
ヒトの気道の乾燥防止には、やはりマスクですね!バイキン予防も兼ねて一石二鳥!
緑、土壌の少ないビル等の建ち並ぶ都会では湿度が20%をきると言ってますし、この時期街に遊びに行く時は乾燥とバイキン予防でマスク!
家に帰ったらきちんと手洗い、うがい!そしてヤカンでちんちん!ですね!

尚、ストーブ等でヤカンをかける場合は、火事などに十分気を付けて下さい。
 
YIC­NET 崎本
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