夏風邪の季節
カテゴリー:感染注意報・警報 2016年8月9日

内地では梅雨明け後の猛暑日のニュース、北海道もやっと夏模様ですが、なぜか昔より、北海道の夏は高温・多湿のような気がしますが?私だけ?

全国的に夏休み&【夏風邪シーズン突入】です。

夏風邪の代表格=ヘルパンギーナが全国的に流行しています。

下図はヘルパンギーナ:過去10年間(今年は724日まで)の全国と北海道の4週間刻みの定点当たりの発症者数のグラフです。

全国的には、ヘルパンギーナが、21週(5月末:白棒)~発症者数が増加し、36週(9月初め):赤棒、時には9月いっぱい(40週):紫まで発症者が多い状況が続きます。

一方北海道は、ほぼ一か月遅れで25週~、最近では29週(7月中旬)より発症者数が増加し、終息期はほぼ同じです。

最近では、同じ夏風邪でも咽頭結膜炎は一年中発症者が出続け、一昨年などは初冬に二回目の流行期がありました。

温暖化?温水プールなどの施設での感染?・・理由は定かではありませんが・・・。

寝苦しい日々が続き、体力を消耗するこの季節。オリンピックも始まり寝不足の人も多いと思います。

体力、免疫力低下がウイルス・細菌感染症発症の原因になります。

規則正しい生活と食事、こまめな水分補給・・・ビールの飲みすぎは水分補給にはなりませんので悪しからず(笑い)、そしてきちんとした手洗いで楽しい夏休みを過ごしましょう!!!

YIC-Net&IICLC  今金町国保病院 山田

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