リハビリテーション室ブログ

地域理学療法学会に行って来ました!
カテゴリー:研修会・勉強会 2018年12月13日

こんにちは。理学療法士の成田です。
やっと冬らしい気候になりましたが、如何お過ごしですか?

12月8日と9日は、日本地域理学療法学会の学術大会を聴講しに、横浜に出掛けてきました。会場はパシフィコ横浜、前の週には桑田圭佑がひとり紅白歌合戦を行った場所です。すぐ隣に遊園地があったり、都会は凄いもんだと思いましたよ。

初日の日本理学療法士協会長と塩崎前厚生労働大臣の特別講演から始まって、パネルディスカッションやポスター発表、二日目はモーニングセミナーや口述発表などなど、プログラムも内容も多岐に渡ります。

講演はWHOからもたらされた日本の理学療法を極東・アジアに還元する話や共生社会の話、その他の発表は海外での地域リハビリテーションの実践報告や被災地復興への参画に、入院から退院までの連携や高齢者のサークル活動支援など、振り幅の大きさに頭の回転が追い付きません。

地域理学療法は、介護予防・保健活動・在宅支援などに係る理学療法と定義されますが(日本地域理学療法学会ホームページから要約)、病院だって「地域」にあるわけですから、広く考えると理学療法のあらゆる分野が含まれてしまいます。同時に狭いところで完結せずに、広い「地域」=「世の中全体」と理学療法との接点を作る訳ですから、他の分野だったり社会や経済の視点を取り入れて変化して行かなければなりません。どこを変えてどこを変えないか、意見は様々で議論は尽きないでしょう。もしかすると理学療法の一番先っぽの分野かも知れないと感じた次第です。

当院でも、病院の中から外へ少しずつ活動の場が広がり始めています。今回得た知見を日々の活動に注ぎ込む為に行った訳で、答えはありませんでしたがヒントは山ほど貰ってきました。ここの地域が元気になる事に理学療法が少しでも関われたら、次でも、次の次でも、発表してきたいと思います。

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