こんにちは、小岩です。
図書館を認知症の方が快適に過ごせる「居場所」にしようという取り組みが広がっています。
認知症の方が興味を持ちそうな本を集めたコーナーを作ったり、困っている方への対応の仕方を職員が学んだりしています。
本が好きで新しい本が読みたいのに、検索が難しかったりする高齢者は多いのではないでしょうか。カウンターで丁寧に説明してくれることがわかっていても「教えてほしい」といえない方もいらっしゃるかも知れません。また、決して悪気がなく持ち帰ってしまう方もいらっしゃるかも知れませんね。また図書館が認知症の方の居場所に適している理由は
・誰でも無料で利用できる
・ひとりでいても違和感がない
・利用に際して明確な利用目的を問われない
これからの図書館は、、、高齢者にとって
・知識、情報を得る場所(書籍と書籍以外)
・自らの趣味を伸ばし、生活に潤いとくつろぎをもたらす
・文化的な生活を楽しむ
・人と出会い、語り合い、交流が行われる
(以上、認知症フレンドリージャパン・イニシアチブより)
地域に開かれた病院としても考えなければならないことがあるような気がします。もちろん本業である医療と診療業務が妨げられてはなりませんが、時代とともに柔軟かつ流動的に思考を変化させていきたいと思います。